中央カレッジグループに所属するスキーモ強化指定・日本代表選手の上田絢加さんが、オーストリアで開催された「MOUNTAIN ATTACK」のSCHATTBERG-RACEで見事優勝を果たしました。このレースは、同国最大規模のスキーモレースで、急峻な斜面を駆け上がる厳しいコースが特徴です。

上田選手が優勝したSCHATTBERG-RACEは、スタート地点のSaalbachの街中を約500mスキーを担いで走った後、スキーを履いて3.2km・獲得標高1017mの斜面を登るものです。スキーアイゼンを必要とする70％を超える急斜面もある中、卓越した技術と精神力で他を圧倒しました。

上田選手は2026年ミラノコルティナダンペッツォオリンピックに向けて、現在ワールドカップを転戦中。今回のレースには、来週から始まるオリンピック種目のミックスリレーの国枠争いを見据えてスタミナをつける一環として出場しました。日本人選手がスキー競技の本場であるヨーロッパのレースで優勝するのは極めて珍しく、まさに快挙です。

上田選手の今後の活躍に、ぜひご注目ください！