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【活動報告】高校1年生の進路選択を支えるために|わせがく高等学校の保護者会で進路講演を実施

進路選択は、高校生活の中で誰もが向き合う大切なテーマです。しかし、高校1年生の段階では、「将来何をしたいのか分からない」「どのような仕事があるのか知らない」と感じている人も少なくありません。

大切なのは、早い段階で進路を決めることだけではなく、自分の興味や適性、将来の可能性について少しずつ知り、考える機会をつくることです。

中央カレッジグループでは、こうした進路選択の考え方を伝えるため、群馬県内の高校などで進路講演やキャリア教育に関する講座を行っています。

今回は、わせがく高等学校の1年生の保護者会において、進路選択や進学先の違い、学費・奨学金、保護者の関わり方などをテーマに中央カレッジグループ広報本部の原が講演を行いました。

 
 

この記事はこんな方におすすめです

  • 高校生のみなさん: 自分に合った進路や将来の目標を考え始めたい方
  • 保護者の方: 子どもの進路選択をどのように支えればよいか知りたい方
  • 高校の先生方: 生徒の進路意識を高めるための講演やキャリア教育を検討している方
 

目次

 

 

1. 高校1年生だからこそ、進路について考え始める

今回の講演でお伝えしたことの一つが、高校1年生の段階では、進路を「決める」ことだけにとらわれず、まずは「知る」ことが大切だという考え方です。

将来の夢や目標が明確になっていないことは、決して珍しいことではありません。
自分が何をしたいのか、どのような仕事に興味があるのか、まだ分からないことが多いのは自然なことです。

大切なのは、分からないからといって考えることを止めるのではなく、自分を知るための経験や情報に触れていくことです。

例えば、次のような問いかけから、自分自身について考えることができます。

  • 何をしているときに楽しいと感じるのか
  • どのようなことなら頑張れそうなのか
  • 自分にはどのような長所があるのか

普段の学校生活や趣味、友人との関わりなどを振り返ることで、自分の興味や得意なことに気づく場合もあります。

また、自分では短所だと思っていることが、別の場面では長所として生かせることもあります。
周囲の人から自分のよいところを教えてもらうことも、自己理解を深めるきっかけになります。

進路選択は、一度の経験ですべてが決まるものではありません。さまざまな情報や経験を通じて、自分の可能性を少しずつ広げていくことが重要です。

 
 

2. 進路選択の5つのポイント

講演では、進路を考える際の具体的なポイントとして、次の5つを紹介しました。

わせがく高等学校の保護者会で進路選択の5つのポイントを説明している様子

1.自分を知る

まずは、自分の好きなこと、得意なこと、苦手なことを整理してみましょう。

自分の興味や適性を知ることは、将来の仕事や学びたい分野を考えるための出発点になります。現時点で明確な目標がなくても、興味のあることを一つずつ見つけていくことが大切です。

2.仕事を知る

世の中には、さまざまな仕事があります。普段の生活で目にする職業だけでなく、自分がまだ知らない仕事にも目を向けてみましょう。

仕事内容だけでなく、必要な資格や技術、働く場所、仕事のやりがいなどを調べることで、将来の選択肢が広がります。

3.進路を知る

大学、短期大学、専門学校など、進学先によって学びの目的や特色は異なります。

それぞれの違いを知ることで、自分の目標を実現するためには、どのような学びが必要なのかを考えやすくなります。

4.実際に見てみる

学校案内やホームページだけでは、授業の様子や学校の雰囲気を十分に理解できない場合があります。

オープンキャンパスや学校説明会に参加し、施設や設備、授業内容、先生や在校生の様子などを実際に確かめることも重要です。

5.家族で話す

進路選択では、本人の希望だけでなく、学費や通学方法、生活環境なども考える必要があります。

本人が何を学びたいのか、保護者はどのような点を心配しているのかを共有し、早い段階から話し合うことが、納得できる進路選択につながります。

 
 
わせがく高等学校の保護者会で自分自身や進路を知ることの大切さを説明している様子

3. 大学・短期大学・専門学校の違いを知る

進学先を考える際には、それぞれの教育機関がどのような学びを提供しているのかを理解することが大切です。

大学では、幅広い教養や専門分野について学び、研究などを通じて知識を深めます。将来の選択肢を広げたい方や、学問的な探究に関心がある方にとって、一つの選択肢となります。

短期大学では、一般教養と専門分野の学びを組み合わせながら、比較的短い期間で知識や技能を身につけます。

専門学校では、職業に直結する知識や技能を学び、実習や実技などを通じて、目指す仕事に必要な力を身につけていきます。特定の業界や職業に関心があり、実践的な学びを重視したい方にとって、有力な選択肢です。

もちろん、どの教育機関が適しているかは、一人ひとりの目標や興味によって異なります。大切なのは、特定の進学先を最初から選ぶことではなく、自分が実現したいことに合った学びを見つけることです。

 
 

4. 学費や奨学金についても、早めに情報を集める

進路選択では、学びたい内容や学校の雰囲気に加え、学費や経済的な支援制度についても理解しておく必要があります。

今回の講演では、大学・短期大学・専門学校にかかる学費の目安や、奨学金制度、専門学校の認可制度についても取り上げました。

進学に必要な費用は、学校や学部・学科、履修内容などによって異なります。また、奨学金には返済が必要な貸与型と、返済が不要な給付型があり、それぞれ利用条件が設けられています。

制度の内容や申込条件は変更されることもあるため、進学を検討する際には、各学校や制度の公式情報を確認することが大切です。

保護者と高校生が早い段階から情報を共有しておくことで、学費や通学などの条件を踏まえながら、より具体的に進路を検討できるようになります。

 
 

5. 未来から逆算して選ぶ

わせがく高等学校の保護者会で高校生が重視するポイントと保護者が確認するポイントに分けて学校選びを説明している様子

今回の講演で特にお伝えしたかったのが、学校選びでは「何のために学ぶのか」という目的を大切にしてほしいということです。

進学先を考えるとき、「有名だから」「友達が行くから」「家から近いから」といった理由が判断材料になることもあります。こうした条件も、学校を比較するうえでは大切な要素です。

しかし、それだけで進学先を決めてしまうと、入学後に自分が何を目指しているのか分からなくなってしまう可能性もあります。

そこで意識してほしいのが、学校から選ぶのではなく、未来から逆算して考える方法です。

  • 何を学びたいのか
  • 何ができるようになりたいのか
  • 将来、どのような自分になりたいのか

こうした問いを出発点にすると、自分に必要な学びや、学校に求める条件が少しずつ明確になっていきます。

例えば、将来目指したい職業がある場合には、その仕事に必要な資格や技能を調べ、どのような学校で学べるのかを比較することができます。

また、まだ具体的な職業が決まっていない場合でも、興味のある分野や身につけたい力から考え始めることができます。

そのうえで、カリキュラム、施設・設備、学校の雰囲気、学費、通学のしやすさ、卒業後の進路などを確認し、自分の目的に合った学校を選ぶことが重要です。

進学先を選ぶこと自体がゴールではありません。進学した先で何を学び、どのように成長していきたいのかを考えることが、納得できる進路選択につながります。

 
 

6. 保護者にお願いしたい3つのこと

高校1年生が自分の進路を考えていくうえで、保護者の関わり方も大切です。

今回の講演では、保護者の方にお願いしたいこととして、3つのポイントをお伝えしました。

1.子どもの長所を伝える

子ども自身が、自分の長所や得意なことに気づいていない場合もあります。

日頃の生活の中で感じているよいところを言葉にして伝えることは、自分の可能性を考えるきっかけになります。

2.一緒に考える

進路について、保護者が答えを決めるのではなく、子どもの考えや希望を聞きながら一緒に考えることが大切です。

「どんなことに興味があるの?」「どんなことを学んでみたい?」といった問いかけを通じて、子どもが自分の考えを整理できるように支えていきましょう。

3.一緒に見る

学校選びでは、オープンキャンパスや学校説明会などに参加し、実際の環境を確認することも重要です。

子どもが興味を持った学校を一緒に訪れることで、本人が感じたことを共有できるだけでなく、保護者の立場から気になる学費やサポート体制などについても確認できます。

大切なのは、子どもの希望を尊重しながら、必要な情報を一緒に集め、考える機会をつくることです。

 

進路を決めるのはまだ先でもいい。
でも、話し始めるのは今からがいい

 

高校1年生にとって、将来の目標や進学先を今すぐ明確にすることは、簡単ではないかもしれません。

しかし、自分について知ること、仕事について調べること、学校を実際に見てみること、そして家族で話し合うことは、今日からでも始められます。

進路選択は、単に進学する学校を決めるためのものではありません。自分がどのような未来を望み、その実現に向けて何を学びたいのかを考える機会でもあります。

中央カレッジグループは、創立以来培ってきた教育の経験を生かし、「とことん面倒見のよい学校」として、一人ひとりの夢や可能性を支えることを大切にしています。

高校生のみなさんには、まだ知らない仕事や学び、そして自分自身の可能性がたくさんあります。焦って答えを出すのではなく、さまざまな経験を通じて、自分らしい未来を考えていってほしいと思います。

そして保護者の方には、お子さまの長所を伝え、一緒に考え、一緒に学校を見ることを通じて、その歩みを支えていただければと思います。

進路を決めるのは、まだ先でもいい。でも、進路について話し始めるのは、今からがいい。

中央カレッジグループは、これからも高校生一人ひとりが自分の可能性を見つけ、未来へ向かって歩み出せるよう、進路選択を支援してまいります。

   

◆中央カレッジグループでは、高校向けの進路講演や進学相談を随時行っています。進路指導やキャリア教育をご検討の先生方は、お気軽にご相談ください。