竹内 誠さんのプロフィール
群馬法科ビジネス専門学校 行政ビジネス学科 警察官・消防士コース2023年3月卒/渋川広域消防本部に今年4月より勤務。姉の影響でバレーボールを始め、中学高校とバレーボール部に所属。ポジションはミドルブロッカーでブロックへの反応の速さに定評あり。つらい時でも顔に出さずに明るく努める頑張り屋で、バレー部時代に周りとの連携の大切さや練習や試合後の話し合いの重要性を学ぶ。一番好きな食べ物は祖母が作った豚の角煮で、週に1度は祖母に会いに行くおばあちゃん子。トレーニングはジムなどに行かず、公園や近所を活用している。苦手な懸垂を公園の鉄棒で特訓中、現在2回から10回を超えるまで回数を増やした。入職までに30回を目指し頑張っている。
消防士を目指したきっかけ。
高校3年生の時の進路選択の時に、人の役に立つような仕事がしたいと思ったのがきっかけです。自分はずっとバレーボールをやっていて体力に自信があったので、身体能力を活かして直接的に人を助けられる消防士が一番向いていると感じ、目指しました。また、自分は小1の頃から1年くらい祖母に面倒をみて貰っていたこともあり結構おばあちゃん子なのですが、祖母のような高齢者の方が安心して暮らしていけるような地域にしたいと思ったことも動機のひとつです。消防士を目指すなら、生まれ育った地元で「渋消式」のような意識の高い所に身を置き、成長したいと考えました。
目標に向かって。
高校の時は参考書を買って勉強しましたが、独学では限界があり1次で不合格。どうやって勉強すればいいか、わからず悩んでいたところ、周りの人から群馬法科のことを聞き、入学を決めました。勉強不足で心配だったことと、どうしても消防士になりたかったこともあり、1年から受験できて合格するチャンスが増える2年制コースを選択しました。群馬法科の授業は要点が抑えられていてとてもわかりやすく、解き方のコツなども交えて教えてくれるので、勉強が面白く感じられました。SPIなどの受験対策や面接指導も適切で、念願の第一志望に合格することができとても感謝しています。
クラスの仲間と共に。
クラスは男女共に仲が良く、とても雰囲気が良かったです。同じ目標に向かって頑張っている仲間なので、みんなが勉強していると自分もやらなくてはと思い気持ちが引き締まりました。一番の思い出は球技大会のバレーボールで優勝したことですね。惜しくも総合優勝は逃しましたが、クラス一丸となって盛り上がりとても楽しかったです。授業の合い間や放課後のたわいない雑談で、消防の話や試験の話、面接での体験談など色々話してみんなと情報を共有でき、とても役立ちました。1人で受験勉強を続けていくのは辛かったと思うので、仲間には本当に感謝しています。
消防士として活躍するために。
まずは4月からの消防学校で知識と技術を学び、消防士の自覚を持ってトレーニングに励みます。どんなに苦しい訓練にも全力で挑戦し、人命救助のプロとして人の命を預かる責任感を常に感じ続けながら、仲間や地域の人たちに信頼されるような消防士になりたいです。人命救助や災害の現場で適切な判断ができるように、日々の勉強を怠らず知識を増やし、誰よりも先に積極的に動けるよう心掛けたいと思います。人の命を助けるための訓練にやり過ぎは無いと思うので、いつでも初心を忘れず誰よりも訓練し、常に向上心をもって成長を続けていきたいです。
[2023年1月取材]