私は利根歯科診療所で歯科衛生士として働いています。仕事内容は、患者様の歯垢や歯石の除去、虫歯予防のためのフッ素塗布、ブラッシング指導、診療補助のほか、訪問歯科診療や生活習慣についての保健指導も行っています。

歯科衛生士を目指した理由は、歯科衛生士として働く母に憧れを感じたからです。小中学校時代はフッ素塗布のため、半年に1回、母が働く歯科医院に通っていました。診療室や待合室などで待っているときに、他の患者様の治療や対応をしている母の姿をかっこいいと感じました。その姿を、今でもよく覚えています。また、私と弟は虫歯になったことが一度もありません。それは母が正しい歯の磨き方を指導してくれたおかげだと思います。私も母のように歯科衛生士になって、歯に対する知識を深めることで、患者様の健康だけでなく、自分の歯の健康、家族の歯の健康を維持したいと思いました。

一番やりがいを感じる瞬間は、患者様から「さっぱりした！」と喜んでいただいたときです。日々の診療は忙しく、大変なことも多いですが、患者様から喜んでいただけると嬉しいです。

歯科衛生士の魅力は、仕事内容の幅広さにあると思います。虫歯治療などの一般診療、矯正歯科治療、歯のホワイトニングなどの美容歯科など、様々な角度から患者様と関わることができるため、自分の興味やスキルに合わせて仕事内容を選び、経験を積んでいくことができます。利根歯科診療所では、一般診療に加えて、矯正やインプラント、外科の先生も在籍しています。一般診療の幅も広く、他の診療所や病棟への往診、老健・老人ホームなどの外回りにも対応しているため、様々な症例に触れることができ、とても勉強になります。

私は中央医療歯科専門学校の働きながら学ぶことができるカリキュラムに惹かれ、入学を決めました。学生時代は、午前は授業、午後は歯科医院でアルバイトをしていました。学校で学んだことをアルバイト先の歯科医院ですぐに実践できたため、知識がすぐに定着し、実践的なスキルを身につけることができました。中央医療歯科専門学校の働きながら学ぶことができるカリキュラムは、大変魅力的だと思います。