農業に関わる仕事で活躍している先輩にお話を聞きました!
ファームドゥホールディングス株式会社荻野 美優華さん
中央農業大学校 2018年卒業
現在、「ファームドゥグループ」の「食の駅」、吉岡店と伊香保店の2店舗でレジや品出しなどの基本的な作業から、スタッフたちのシフト調整、予算のやりくり、職員研修などのお店の運営に携わり、充実した日々を送っています。 中央農業大学校を卒業した後、入職してすぐは、レジや品出しなどが業務の中心でした。入職当時は、仕事に慣れず心にも体にも余裕がない中でしたが、おじいちゃん・おばあちゃん世代の生産者の方との会話が癒しの時間になっていました。 ファームドゥに興味を抱いたきっかけは高校生の頃です。高校時代、「ファームドゥ」の運営する「食の駅」を知り、生産者と消費者の架け橋として農家を支援する「ファームドゥ」で働きたいと思いました。まずは農業を学ぶために、中央農業大学校に入学しました。 私は、入学した当初から「ファームドゥ」に就職したいという明確なビジョンを持っていました。この熱意こそが、就職に繋がった一番の理由だと思います。高校時代からの夢だった企業に就職ができて充実した日々を送っています。
▶︎学べる学校はこちら
西村いちご園西村 直次さん
中央農業大学校 2013年卒業
自営イチゴ農家を目指して中央農業大学校で農業の基礎を学び、卒業後は行政の研究制度を活用して専門的な現場の仕事を教わりました。そして、2014年6月に晴れてイチゴ農家として独立し、知識面や労働力、資金面で苦労がありましたが、周囲の支えがあって何とか同年12月に出荷に至りました。 イチゴは農業でも「嗜好品」の分野であるため、食味が重要となるとても奥深い作目です。この作目を選んだことで日々の仕事は忙しいですが、”良いイチゴ作り”という生涯の研究テーマを得て、やり応えを感じています。もっと経験を積んで年を重ねる毎にみんなに喜んでもらえるイチゴを作っていければと思います。
さいかファーム武 彩伽
中央農業大学校 2020年卒業
仕事内容は、1年を通してぶどうの栽培、管理作業です。「買っていただく人に喜んでもらえるぶどうを作りたい」と考えながら作ることに楽しさを感じます。 ぶどう作りを通して、「栽培から流通までの流れ」を学ぶことができています。今まで知らなかった知識を習得でき、自分自身の成長に繋がっているため喜びを感じます。
18歳の時、南の島で住み込みのアルバイトをしたことがきっかけで、「農業」に出会いました。150m続く大きな畑に手作業で苗の植え付けを行い、仕事終わりに畑全体を見渡すと、綺麗に整列した苗が輝き感動と達成感で胸がいっぱいになりました。この経験を通して、農業の魅力を知り、「100歳になるまで大好きな畑を走りまわっていたい!」と思い「農業」の道を選択しました。
「ぶどう畑」の経営に至ったきっかけは、ぶどう農家の方に声をかけていただいたことです。 独立する以前は、農家の働き手の一人として頑張っていましたが、将来を考えた時、「1度きりの人生、経営にも挑戦してみたい!」と思うようになりました。そして、ぶどう農家経営の道へ進みました。
ぶどうに限らず、果物・野菜も「色・形・味」がすべて揃うことで、人を惹き付けることができると思います。そのようなぶどうを作り、食卓に笑顔を届け続けることが目標です。
これから進路を決断する方は、人との「出逢い」を大切にしてください。私は、東京生まれ東京育ちで、農地や農業機械が1つもない場所で育ちました。しかし、多くの人との出逢いにより、自分が思い描いていた農業をすることができています。