アニメ・ゲーム・3DCGの仕事で活躍している先輩からお話を聞きました!

アニメ・ゲーム・3DCGの仕事で
活躍している先輩からお話を聞きました!

01.

01.

株式会社ヤマト
CGデザイナー
青栁 千種さん

中央工科デザイン専門学校 2015年卒業
(現:中央情報大学校)

株式会社ヤマト
CGデザイナー
青栁 千種さん

中央工科デザイン専門学校 2015年卒業
(現:中央情報大学校)

お客様や会社の同僚から感謝の言葉をいただいた時の嬉しさや達成感が、
仕事に対するやりがい・モチベーションに繋がっています。

お客様や会社の同僚から
感謝の言葉をいただいた時の
嬉しさや達成感が、仕事に対するやりがい・モチベーションに繋がっています。

 建物の計画・設計・施工・メンテナンスまで様々な情報をCGパースや画像処理を利用して可視化し、お客様の意思決定をサポートする仕事をしています。建物や設備の完成イメージを伝えるCGパース、それらをより効果的に届ける提案資料作りなど、お客様がスムーズに安心して意思決定をできる様に、様々な手法を模索しアプローチしています。また、建築設計のご提案の中で建物のCGパースを作るほかに、看板・暖簾・サインや、自社開催イベントのパンフレットをデザインすることもあります。

 一見裏方の仕事のように思えますが、お客様や現場担当の社員から「非常にわかりやすくて助かった」「とても喜んでいたよ」と言っていただいた時には、わたしたちの提案・思いがしっかり届いたと実感しました。その時の嬉しさや達成感が、仕事に対するやりがい・モチベーションに繋がっています。建物やサービスをどう効果的に表現しお届けできるか考える上で、計画から設計・施工まで様々な職人と関わりものづくりをしていきます。専門的な知識が求められることも多く、難しい場面に直面することもありますが、そのような経験こそが自然と自分自身の成長に繋がっていると感じています。

 専門学校での授業では、美術デッサンやWebデザイン、写真、CM撮影など幅広い勉強をしました。また、プロダクトデザインやアニメーション、CAD、情報、農業など、分野を問わず勉強している学生がいました。別コースの学生たちとタッグを組んでものづくりに取り組む授業もあり、それまで知らなかった職業があることを知り、視野を広げることができました。専門学校での学びを通して、幅広いデザインができる仕事がしたいと思い、それが実現できる現在の会社を選びました。今後、進路を決める方は、初めから一つに絞らずに様々な分野の職種を調べた上で、自分の力が発揮できる仕事を選ぶことが大切だと思います。仕事は、必ず誰かのために存在しています。色々なことにチャレンジをして経験を積み、「誰のためにどのような仕事がしたいのか」を考えてみてください。

02.

02.

IMG_0647

株式会社旭プロダクション
アニメ撮影
齋藤 和輝さん

中央情報大学校 2021年卒業

株式会社旭プロダクション
アニメ撮影
齋藤 和輝さん

中央情報大学校 2021年卒業

アニメ業界を目指すきっかけとなった作品のエンドロールに
自分の名前が載ったときに大きな喜びを感じました。

アニメ業界を目指すきっかけとなった作品のエンドロールに
自分の名前が載ったときに大きな喜びを感じました。

 現在、「アニメ撮影」の仕事をしています。撮影と言っても、実際にカメラを使用するわけではありません。 主AfterEffectsというソフトを使用して、光やエフェクトを映像に加える仕事です。 各部署で作成された絵や3DCG、背景などを合成して、「雨や雪、魔法等のエフェクトを足す」「カメラワークを付ける」「絵に質感を足す」等、業務内容は多岐に渡ります。

 
 完成した映像を一番最初に見ることができることや、自分が満足する映像が作れたときにやりがいを感じます。 また、私がアニメ業界を目指すきっかけとなった作品のエンドロールに自分の名前が載ったときに大きな喜びを感じました。

 専門学校に入学して暫くはアニメの撮影という仕事を知りませんでした。撮影という仕事を知るきっかけになったのは、学校で自分が興味のある業界について調査し発表するフィールドワークです。 その時は、他の職種を目指していましたが、アニメ撮影の仕事について調査していた他班の発表を聞いて、「そんな仕事があるのか…!」と興味を持ち、目指すようになりました。

 今後の目標は、より多くの作品に携わり撮影技術を磨くことです。経験を積んで、撮影監督補佐、撮影監督へのキャリアアップを目指しています。締め切り等の時間との戦いとなる仕事であるため、この仕事を目指す方はソフトのショートカットを多く覚えて効率的に作業できるようにしておくと良いと思います。