2016.06.13
卒業生からの応援メッセージ
今日は、卒業生の田村優衣さんの応援メッセージを紹介します。
平成25年卒業
群馬県立前橋商業高校出身
整形外科 とくまクリニック勤務
Q1.柔道整復師をめざしたきっかけはなんですか?
私は、中学・高校と柔道をしていました。膝の靭帯を伸ばしてしまい、ケガをした時に治療に行ったのが接骨院でした。その時に柔道整復師という仕事を知り、興味を持ちました。手技やテーピングで治療をしてもらって痛みが和らいだ事に魅力を感じ、私も将来ケガをした人の支えになりたいと思い目指すことにしました。
Q2.現在の仕事内容を教えて下さい。
私が働いている整形外科は院長が治療をし、リハビリを必要とする患者さんのカルテがリハビリ室に回ってきます。電気治療の場合は電気を着け、治療が終わったら外しに行きます。マッサージの場合は患者さんに痛いところを聞き、マッサージを行います。ケガの患者さんの場合は手技をして筋トレ、ストレッチの指導もします。初めに自分が担当した患者さんは治療が終了するまでずっと見続けるので、その患者さんのケガの経過もよくわかります。
Q3.仕事の面白さややりがいを感じるのはどんな時ですか?
自分の担当している患者さんが、「痛みが和らいできたよ」や「リハビリしてから調子が良い」といってくれた時や、その日のリハビリが終わった後に「ありがとう」と言ってくれた時に、この仕事を選んで良かったなと思います。
リハビリのやり方でわからないことがあった時に、ネットや本で調べて新しいことを知れた時も楽しいなと思います。
Q4.仕事の大変さを感じるのはどんな時ですか?
リハビリを続けてもなかなか良くならない時は焦ったりします。自分のリハビリのやり方が間違っているのではないかと考えることもありますが、わからないことは調べて同じ病名でも一人ひとり違うのでその人に合うリハビリを行っています。
Q5.この学校を選んだ理由は聞かせてください。
オープンキャンパスに参加した時の体験授業が楽しくて先生や先輩方のアットホームな雰囲気に魅力を感じました。この学校の国家試験合格位率や就職率も魅力的でした。県内の学校を選んだ理由は卒業生が県内で活躍しているのをみて、この学校で学んだ知識を私も活かしたいと思ったからです。
Q6.学校で学んで特に役に立っていることは何ですか?
全て役に立っていると思いますが解剖学で言えば筋肉の起始・停止は手技をするにあたって必要ですし実技の包帯巻きや柔整理論のケガのひとつひとつの特徴は役に立っていると思います。
運動学のどこの筋肉がどこの動きに作用しているのかというのも働いてみると大切なことを実感します。
Q7.学校で一番思い出に残っていることを教えて下さい。
勉強は辛いこともありましたが一番の思い出とも言えます。国家試験の前はわからないことを友達と教えあったりわからなかったことがわかった時や模試の点数が徐々に上がっていくのが嬉しかったです。
個人的には、私は柔道部に所属していたので年に一度行われる全国大会の団体戦で2位になったことは忘れられません。学校行事のバス旅行も年々いろいろな所へ行けるので楽しかったです。
Q8.これからの目標を教えてください。
まだまだわからないことがたくさんあるのでもっと勉強して色々な疾患を見てリハビリの技術を高めたいです。また、患者さんに質問されたことを正確に詳しく説明できるようにして、患者さんに信頼される柔道整復師になりたいです。
Q9.柔道整復師をめざす高校生にアドバイスとメッセージをお願いします。
初めてのことばかりで最初は慣れるまで大変かもしれませんがやっていくうちに身体の構造や筋肉の動きが結びついてきて楽しくなってきます。スタートはみんな同じなので大丈夫です。
資格取得して働いてからは決して教科書通りにいくとは限りません。でもまたそこが面白い部分でもあり大変でもあります。わからないことがあっても調べて実践してみたり自分も成長できると思います。毎日色々な人と関われたり、だんだんケガが良くなっていくのを見れたりとてもやりがいのある仕事だと思います。
Q10.本校をめざす受験生にメッセージを!
前橋東洋医学専門学校は先生と生徒がとても仲が良く居心地の良い学校です。先生も先輩もとても優しいのでわからないことも聞きやすいです。授業が午後からなので午前中は接骨院でアルバイトをしている人もいます。柔道の授業はクラスのほとんどの人が初心者なので先生もとても丁寧に教えてくれます。柔道で学ぶ礼法は社会に出てとても役に立ちます。年齢層もそれぞれなので一回社会に出てから専門学校に通っている方もいます。
とても充実した3年間が送れると思うので興味のある方はぜひ見学にいらしてください。