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学校長の部屋

2018年は戌年 Lukeの年です!

2018.01.09 - tue

2018年の干支は「戌」。我が国では「犬」が当てられています。

 犬は古来より人間の生活に密接にかかわってきた動物です。

番犬、猟犬、盲導犬、警察犬、災害救助犬・・・・なんといっても近年、「ワンちゃん」という愛称でペットとしての存在は大きいものがあります。 

しかし、昨年ペットの首位の座を「猫ちゃん」に奪われてしまいました。「ワンちゃん」は散歩が好きなので高齢化の進展でお年寄りが多くなり、散歩に行くのが難しくなったという問題や「猫ちゃん」より予防接種や餌代にお金がかかる、といった問題もあるようです。 

犬と猫を比較すると、犬は「飼い主に3日お世話になると3年恩を忘れない」、一方、猫は「3年お世話になっても3日で恩を忘れる」とも言われます。誇張したジョークです。

 犬は人間に忠実と言われます。だからこそ、番犬、猟犬、盲導犬、警察犬などとして信頼されているのです。

渋谷駅に「忠犬ハチ公」がいることは皆さん知っている人も多いかと思います。

 簡単に紹介すると・・・秋田県で一匹の秋田犬が誕生します。生後間もなく、東京の大学教授に引き取られ、「ハチ公」と呼ばれます。

「ハチ公」は主人を渋谷駅まで送り迎えするのが日課でした。雨の日も風の日も献身的に飼い主に尽くしました。

あるとき、主人が突然、病気で亡くなってしまいます。事情を理解できない「ハチ公」は毎日ひたすら渋谷駅に通い、帰らぬ主人を待ち続けます。

いつしか「ハチ公」は「忠犬」として新聞に取り上げられ、語り継がれるようになります。その後、「ハチ公」は雪の舞い散る中で静かに息絶えているのが発見されるのです。

 「ハチ公」は飼い主(主人)のことをいつまでも忘れませんでした。

私たちも人から受けた「恩」は忘れない。

今年は忠犬「ハチ公」にちなみ、「恩」大切にする一年にしたいものです。