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医薬販売学科からのお知らせ

香りは心に作用する

2021.12.02 - thu

ヒト・モノ・カネ・情報に強い登録販売者を育成し、

最速で店舗管理者の育成を目指す医薬販売学科です。

 

木枯らし吹く季節になりました。

一日の終わりには入浴剤を入れた、良い香りのお風呂で温まりたいですよね。

ラベンダー、ジャスミン、ローズ、ローズマリー、イランイラン、ユーカリ、

ヒノキ、ゆず、モモ、ミントなど、色々な香りの入浴剤があります。

 

人間の五感(ごかん)は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。

その中で、嗅覚はもっとも本能と感情に働きかけます。

 

香りは鼻の奥にある嗅上皮という粘膜に溶け込み、

香りの分子は電気信号に変えられて脳の大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)に到達します。

 

香りの信号を感知した大脳辺縁系にある海馬はインプットされた記憶を探し出し、

その時に感じた喜怒哀楽までも呼び起こします。

 

何かの香りを嗅いだ時、ふと昔懐かしい気持ちになった経験はないでしょうか。

ドルチェ&ガッパーナの香水で昔の恋人を思い出すとか…

このような、香りで過去の記憶や感情を思い出す現象を「プルースト効果」と言います。

 

私たちの生活の中で『香り』は想像以上に気持ちに影響を与えています。

良い香りを嗅ぐと自律神経が整い、リラックスでき、免疫力アップも期待できます。

自分自身が良いと感じる香りを使って、上手にリラックスタイムを過ごしたいものです。