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医薬販売学科からのお知らせ

マスク荒れに漢方薬

2021.09.29 - wed

みなさんこんにちは。

ヒト・モノ・カネ・情報に強い登録販売者を育成し、

最速で店舗管理者の育成を目指す医薬販売学科です。

 

マスクが欠かせない毎日ですが、マスクの中の肌荒れ気になりませんか?

ニキビができたり、擦れて赤く化膿したり…

 

そんな肌の悩みにお勧めなのが『十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)』です。

化膿を抑え、皮膚の腫れや赤み、かゆみを取る薬です。

実はこの薬は江戸時代に活躍した日本人、華岡青洲が処方を確立しました。

10種類の生薬の成分を配合し、体内から毒素を排出させることで、皮膚疾患を治します。

それぞれの生薬成分の効果があわさって、

ひとつの漢方薬としての効果がみられるわけです。

 

華岡青洲はチョウセンアサガオやトリカブト等の薬草から麻酔薬を作り出し、

世界で初めて全身麻酔を使い、乳がんの手術をした外科医です。

しかも、手術をしたのは明治維新の64年も前のことです。

鎖国で医療に遅れをとった日本で、世界初の麻酔を使った手術…驚きですね。

 

華岡青洲が今を生きたら、きっと新型コロナウイルスの治療薬開発を

しただろうと想像します。

 

マスクをが欠かせない2度目の夏が終わりましたが、来年の夏は素顔で過ごしたいですね。