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医薬販売学科からのお知らせ
役立たずから出世した食物繊維
2021.10.11 - mon
みなさんこんにちは。
ヒト・モノ・カネ・情報に強い登録販売者を育成し、
最速で店舗管理者を目指す医薬販売学科です。
ドラッグストアで『難消化性デキストリン』入りの商品を見ることが多くなりました。
難消化性デキストリンはトウモロコシを原料に、日本で開発された食物繊維で、
サプリメントはもちろんですが、お茶、コーラ、サイダー、ノンアルコールビール等、
様々なドリンクに配合されています。
無味無臭なので、気軽に食物繊維を摂ることができます。
食物繊維は、人間の消化酵素で消化されない食物中の難消化成分のことです。
以前は役に立たないものと思われ、注目されていませんでしたが、
糖尿病、ガン、心疾患などの生活習慣病の予防に効果があることが分かり、
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素に続く
「第6の栄養素」と呼ばれるようになりました。
日本では2000年から摂取量について目標量が設定されましたが、
食の欧米化で食物繊維の摂取量は減少しています。
野菜、海藻、ナッツを積極的に食べましょう!
あと奥の手ですが…
ご飯を冷やすと『レジスタントスターチ』という消化されにくいでんぷんができ、
食物繊維のような働きをしてくれるようになります。
お弁当のご飯は温めないで食べましょう。
更に『難消化性デキストリン』入りのドリンクと一緒に食事をしたら完璧ですね。