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学校長の部屋
ベトナム旅行記
2017.08.28 - mon
本校の国際ビジネス学科の学生で最も多いのはベトナム出身者である。学校長が学生の母国を訪問し知見を深めることは意義あることと考え、8/3から3泊4日で妻と2人でベトナムの北部ハノイを中心に旅行した。(羽田空港からベトナムのノイ・バイ国際空港まで約5時間。時差は-2時間)
旅程としては、ツアー最大の見所で「龍が降りる地・海の桂林」といわれる世界遺産のハロン湾クルーズ、ハノイ市内観光でホーチミン廟・文廟・タンロン城遺跡の観光、ベトナム初の世界複合遺産に登録された「陸の桂林」といわれるチャンアンクルーズ、ベトナムを代表する陶器づくりの里、バッチャン村を観光した。
チャンアンクルーズをしている最中、行きの飛行機の中で見た『キングコング: 髑髏島の巨神』のビデオと同じ光景があった。確認したら、やはり映画の撮影場所であった。
フランスの植民地支配の影響でコーヒー好きの国民が多いといわれる。コーヒーの生産量がブラジルに次いで世界第2位というのは驚きであった。
ハノイ市内は日本車、韓国車などが走っているが一般の乗り物はり小型バイクが圧倒的に多い。市内はバイクであふれている。よく交通事故が起きないものだと驚くばかりである。
鉄道は電力不足が原因のようだが電車ではなく機関車である。走っている姿は見かけなかった。
国民は一般的に勤勉とみられているが、車窓から見るとのんびりしている人も多く感じた。
現地のガイドの話では、留学生などが海外から送金してくる額が外貨収入の1割も占めているとのことである。たしかに、国際ビジネス学科の学生たちはアルバイトで一生懸命お金を稼いでいるようである。
ハノイを中心とする観光あったが、ベトナム人留学生の母国の状況を若干ではあるが知ることができた。学生の理解に役立てたいと思う。
【ベトナム社会主義共和国の基礎データ】
・首都:ハノイ
・面積:32万9,241㎢ ※日本全土から九州を除いた面積に近い。
・人口:約9,270万人
・民族:キン族(越人)約86%、他に53の少数民族。
・言語:公用語はベトナム語
・宗教:仏教(9.3%)、カトリック(6.7%)、ホアハオ教(1.5%)、無宗教(80.8%)