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医薬販売学科からのお知らせ
ヘパリン類似物質は医薬品でも化粧品でも
2021.12.10 - fri
ヒト・モノ・カネ・情報に強い登録販売者を育成し、
最速で店舗管理者の育成を目指す医薬販売学科です。
皮膚科などで処方される医療用の保湿剤「ヒルドイド」。
使ったことがある方は多いでしょう。有効成分は「ヘパリン類似物質」です。
ヘパリン類似物質には保湿作用や血行促進作用、抗炎症作用があります。
人の体内には「ヘパリン」という物質があり、血液が固まることを防いでいます。
この「ヘパリン」に化学構造が似ているため「ヘパリン類似物質」と呼ばれています。
「ヒルドイド」は処方箋がないと入手できませんが、
同じ濃度のヘパリン類似物質が配合された医薬品はドラックストアで購入できます。
また、医薬部外品としてもヘパリン類似物質を配合した製品は増えています。
化粧品メーカーのコーセーと、「ヒルドイド」を製造する製薬会社マルホが協力して作った
「カルテHD」は、毎日のスキンケア化粧品として気軽にお店で購入できます。
冬場の乾燥とマスク荒れに、大いに味方になってくれそうです。
医薬販売学科でも「カルテHD」は大注目です。
医薬品と医薬部外品と化粧品、販売する際にはそれぞれの違いの知識は必要です。
医薬販売学科ではお客様のニーズに合わせた製品を、的確にご紹介できご満足して頂ける、
そんなスキルを身につけられるよう勉強をしていきます。