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医薬販売学科からのお知らせ
ドーピングとOTC医薬品
2022.02.15 - tue
ヒト・モノ・カネ・情報に強い登録販売者を育成し、
最速で店舗管理者の育成を目指す医薬販売学科です。
冬季オリンピックのアスリートの活躍に、目頭が熱くなる今日この頃です。
素晴らしいパフォーマンスで歓喜する一方、ルール違反で落胆の姿を目にすることもあり、
様々な感情が入り混じります。
オリンピック開催時に着目されるルール違反の一つにドーピングがあります。
実はドーピングは登録販売者には無関係なことではありません。
日本のOTC医薬品(市販薬)にもドーピング違反となるものはたくさんあります。
例えば、風邪薬に配合されている『メチルエフェドリン』や、
炎症を抑える『プレドニゾロン』が配合されたステロイド剤、
漢方薬にも禁止成分が含有するものがあります。
そして、これらのOTC医薬品は登録販売者が販売することができる
『指定第2類医薬品』に多く存在します。
『指定第2類医薬品』は販売時に必ず説明を行う義務はないものですが、
アスリートにとっては要注意です。
ドーピングは「知らなかった」が通用するものではなく、
うっかりドーピングにならないためにも、販売側、購入側も意識を高く持つことが大切です。
当学科も登録販売者を育成する責務として、アンチ・ドーピング教育に取り組んで参ります