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医薬販売学科からのお知らせ
アサガオも実は薬です
2021.10.18 - mon
みなさんこんにちは。
ヒト・モノ・カネ・情報に強い登録販売者を育成し、
最速で店舗管理者の育成を目指す医薬販売学科です。
小学校で種を植え芽が出る様子を観察した「アサガオ」。
懐かしいですよね。
アサガオは誰もが一度は育てたことがある花ではないでしょうか。
実はアサガオは生薬として使われます。
どの部分が生薬か…
葉?花?と思いがちですが、種です。
アサガオの種は『ケンゴシ(牽牛子)』という生薬です。
少量で緩下作用(かんげさよう)、多量だと下痢となり寄生虫を下す作用があります。
牽牛とはアサガオを意味するそうで、古代中国ではアサガオの種子は
牛と取引されるほど高価な薬だったとする説、謝礼として牛を牽いてきたという説、
アサガオの花を牛車に積んで売り歩いたという説など、様々な由来説があるそうです。
日本では遣唐使が種を持ち帰ったのが初めとされ、江戸時代に品種改良が進み、
見た目を楽しむ観賞用の植物になったそうです。
今では身近なアサガオですが、起源は薬として貴重なものだったと思うと感慨深いです。
道端に咲いているアサガオも歴史を考えると見え方が変わってきますね!