3月と云えば年度末。
卒業式の季節となります。
3月8日(水)ベイシアホールで有坂中央学園の合同卒業式が無事終了し、5期生46名の卒業生を送り出すことができました。この卒業式と云う節目は、感慨深いモノがあります。
卒業生の答辞と「仰げば尊し」の歌詞に涙します。
1. 仰げば 尊し 我が師の恩
教(おしえ)の庭にも はや幾年(いくとせ)
思えば いと疾(と)し この年月(としつき)
今こそ 別れめ いざさらば
2. 互(たがい)に睦(むつみ)し 日ごろの恩
別(わか)るる後(のち)にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば
3. 朝夕 馴(な)れにし 学びの窓
蛍の灯火(ともしび) 積む白雪(しらゆき)
忘るる 間(ま)ぞなき ゆく年月
今こそ 別れめ いざさらば
「学び舎」で学生と苦楽を共にしたことが、走馬灯の如く頭を過ぎり、目頭が熱くなってしまいました。
保護者の立場では、これから就職。旅立ちへの節目。「よくぞ、ここまで育ってくれた」の思いでしょうか。
教職に就き、毎年卒業生を送り出していますが「年々歳々、花相似たり 歳々年々、人同じからず」の句が頭を過ぎり別れから、出会いの4月を待ちたいと思います。
石川茂弘