こんにちは。
教務の茂木です。
相変わらず天候ははっきりしませんが、すっかり秋の陽気ですね。
私は毎年恒例、食欲の秋です。
突然ですが、秋にも七草があるのを知っていますか?
萩(ハギ)・桔梗(キキョウ)・葛(クズ)・藤袴(フジバカマ)・女郎花(オミナエシ)、尾花(オバナ)・撫子(ナデシコ)の7つが秋の七草と呼ばれています。
秋の七草を覚えたところで、お花に関する知識をもうひとつ。
フラワーアレンジメントの方法の中に「ヴァーティカルアレンジメント」というものがあります。
簡単に言うと、お花を二等辺三角形にアレンジすることをヴァーティカルアレンジメントと呼ぶそうです。
今日のフラワーコースの1年生はヴァーティカルアレンジメントの実習でした!
みんなで二等辺三角形に仕上げていきます。
こちらは、1年生の作品のひとつ。
今日で前期が終了します。
1年生は入学してから5か月が過ぎましたが、実習を重ねたことでこんなにすてきなアレンジができるようになりました。
これからもっと実習を重ねて、技術を上げていってくれることを期待しています!
がんばれ!!
そして、お次は2年生のフラワーコースの実習の様子です。
本日の実習テーマは「藍の生葉染め~タデアイによるシルクの染色~」です。
自分たちで栽培している藍の葉を摘んで絹を染めましょう!\(^o^)/ワーイ
摘んだ藍の葉です。
藍染めの藍の葉はこんな形をしています。
「意外と普通の葉っぱなんだな」というのが私の素直な感想です。
まず、水と一緒に藍の葉を1分程ミキサーにかけます。
ミキサーにかけ細かくなった藍の葉をガーゼで濾します。
濾してサラサラになった液に、真っ白の絹の布を浸けて揉み込むようにして染色していきます。
5~10分程もみもみ。
藍の色が染みこんだら、よく水洗いをして乾かします!
これで終了です。とっても簡単ですね!
こんなに白かった布が。。。。
こんなに青くてきれいな色に染まりましたー!
これは、水で洗った直後なのでかなり明るい青色ですが、もう少し空気に触れさせると藍の色素が酸化して落ち着いた水色になるそうです。
100%天然色素です。
自然な風合いでステキなシルクが染まり上がりました。
これにさらに手を加えると、しぼりの染物に仕上げることもできます。
藍が手に入れば、ご家庭でもチャレンジしてみてください!
教務:茂木
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