貧血の原因の一つに鉄分不足があり、
貧血予防のために鉄分を多く含むレバーやホウレンソウなどの食材を摂ることは
よく知られていることと思います。
ところが、最近の野菜は数十年前の野菜に比べ
鉄不足になっているとか。
しかも鉄だけでなく、カルシム、リン、タンパク質なども減っているとのこと。
う~ん、そうか。肥料として窒素、リン酸、カリウムはやっているけど、
鉄分は特にやっていないなぁ。
そうなると土壌中の鉄分は野菜の収穫に伴い減少するのは当然か。
そういえば、鉄分を散布すると収量が増えたという話も
聞いたことがあるけど、これは野菜の鉄不足と関係するのかなぁ?
ところで、鉄などの養分不足になる原因の一つに
菌類との協力関係が低下していることがあるらしい。
収量重視の農業がそれに関係しているようだけど、
その詳細はどうなっているか知りたいな。
菌の事はもっと気にしないとだめだということか。
有機農業だったらそんなことはないのかと思いきや、
有機農業も多収を目指しているので、大同小異とのこと。
環境重視の有機農業でも、
それぞれの元素についてみると循環していないのか。
有機農業の畑も元素の物質循環から施肥を考えてみようかな。
細かくなりすぎるとやり切れなくなるかも知れないから
良い加減で。