持続可能な開発目標(SDGs)への社会的な意識の高まりから、専門的知識と技術が求められています。
また、従来の農業技術に加えスマート農業が進むなか、農業におけるSDGsの取り組みは必須のものとなってきています。
農業は地球温暖化進行や食糧の安定供給など、さまざまな問題を抱えています。
本校ではこれらの問題を解決するために、「農業・食・環境」と「IT」を総合的に学ぶことで「農産物の生産」はもちろん、
「食」、「環境」、「6次産業化」など、さまざまな知識・技術を養うことで、将来働きながら社会貢献できる人材を育成します。
中央農業大学校4つの特長
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1 スマート農業教育のパイオニア
農業技術・知識・経験のデータ化、解析等による農業ICT技術を活用した作業効率や低コスト化を実現できる人材を育成します。本校では、文部科学省からの委託事業である『農業分野のスマートワークを推進・実現する人材育成プログラム開発事業』に取り組み、カリキュラム(全8教科)を作成。本校の授業に取り入れています。 -
2 新しいカタチの「農と食」のビジネスを創造・実践できる人材へ
生産技術からオーガニック、マーケティングや企画力、農業簿記・会計に至るまで、多岐にわたる座学(理論)と実習(実践)を学びます。また、企業と連携し、経営者に求められる考え方や知識・技術を学び、意思決定ができる能力を身につけます。これにより、今までの考え方にとらわれず新しいカタチの「農と食」のビジネスを創造・実践できる人材を育成します。 -
3 6次産業化教育の推進
生産技術だけでなく、加工・流通・販売というバリューチェーンを創造できる6次産業化プランナーを育成します。本校では、生産した野菜を使用し、加工、パッケージデザイン、広告・販売など、6次産業化を踏まえたオリジナル商品『はたち(20歳)シリーズ』を開発・販売しています。 -
4 『なんでも』相談できる先生たちが万全のサポート!
群馬県外からの入学者が半数近く、一人暮らしの学生が多い本校では、担任はもちろん他の先生も一人暮らしの不安や学校生活、アルバイトの相談など、親身になってサポート。もちろん、日々の学習や就職活動、卒業後もきめ細やかなフォローを行っています。
「農と食」を通じ、新しい感 動を創り、届ける人材へ
最近、「FinTech(フィンテック)」や「Ed Tech(エドテック)」など、「○○Tech(テック)」という言葉を様々なところで見かけるようになりました。これらは「X-Tech(クロステック)」とも呼ばれており、「Tech」は「Technology(技術)」を意味します。X-Techとは、既存の業界のビジネスとAIやビッグデータ、IoTなどといった先進的なテクノロジーを結びつけて生まれた新たな製品やサービス、あるいはその取り組みを指します。
本校では従来の技術に加え、「Agri Tech(アグリテック)」と「Food Tech(フードテック)」といった先進的な技術を総合的に学び、日本が抱えている「農と食」の問題を解決し、新しい感動をつくり、様々な人や企業に届けられる人材を育成します。
新たな「農と食」の世界に挑戦してほしい。
中央農業大学校では、『農と食を融合した「新たなアグリビジネス」を創造し開拓する」を建学精神に、平成23年に設立され、すでに多くの卒業生が全国各地にすだち、夢の実現に向け、力強く羽ばたいています。
今、我が国は、大きな変革期にあり、この潮流によって生じるさまざまな課題に的確に対応し、解決できるスペシャリストが広く求められています。本校では、「やって・見て・考える」、「失敗から学ぶ」をスローガンに、一人ひとりにきめ細かい指導を行い、実践力や経営力・開発力、革新力など高次の力を総合的にはぐくみ、「農と食」の分野で新たな価値を生み出し、ビジネスとして展開できる若者を育成しています。
皆さんには、青雲を抱き集う多くの仲間とこの地で学び、希望を語り、切磋琢磨し、それぞれの豊かで大きな未来を創造していっていただきたいと思います。