ドイツでクリスマスマーケットが始まったとのニュースを耳にしました。
もうそんな時期なんですね。
クリスマスマーケットでは香辛料の入ったホットワインを飲んで、体を温めます。
たまにその足元で冷たい石畳の上で震えている小さなワンちゃんを見かけることもありますが、、、。
また、クリスマスマーケットでは地域の工芸品やアロマ等もよく売られ、賑やかです。
ここでちょっとドイツのクリスマスをのぞいてみたいと思います。
家庭では4本のろうそくを用意し、クリスマス前の4回目の土曜日から毎週1本ずつ灯します。灯るろうそくが増えるたび、クリスマスが近づくのを感じ気分も高まるので、冬の暗さや寒さを忘れさせてくれます。
日本でシュトレンという焼き菓子を目にすることもありますが、それもクリスマス4週間前に焼き、クリスマスの頃が最も食べ頃になります。
子どもたちはチョコの入ったカレンダーをもらい、毎日一つずつ食べクリスマスを待ちます。中にはチョコ食べたさに日付を先取りしてしまう確信犯もいるようですが。
プレゼントも部屋の中に綺麗に飾ったクリスマスツリーの根元に置きます。開けるのはクリスマスまでじっと我慢です。
日本ではクリスマスイブが華やかですが、ドイツではクリスマスイブは日常で、夕飯もいつも通り。
ちょっとがっかりですが、その分、25日、26日と家族がそろい、普段食べたことの無いようなご馳走が並びます。
簡単な紹介でしたが、少しでもクリスマス気分になって頂けたでしょうか。
ところで、クリスマスはキリスト教のお祝いですが、クリスマスツリーなどゲルマン民族の風習も同化しているところは面白いですね。